肉体労働系アニキです。
あなたは、24時間働いたことがありますか?
俺アニキは、2017年3月13日に24時間働いていました。
その日の残業時間は16時間だ。
そもそも何故24時間働く事になったのか?
翌日の午前が納期だったというバカみたいな工程がそもそもの失敗だった。
来るもの拒まずの儲け主義で、工作現場の人的能力不足を無視した工程を、上層部が組んだ結果が突貫工事を余儀なくしたのだった。
その月の給料明細を見返すと、普通残業が89時間、深夜残業が16.5時間、休日時間が37時間、休日深夜は1.5時間ということで、トータルの残業時間は、144時間だった。
アニキの務めていたブラック企業は自動車業界の某M系列のメーカーの下請けだった。
繁忙期がだいたい12月1月2月3月ということで3月が一番忙しいという業界なんだ。
ほとんど毎日が、まずは21時まで、まずは21時まで働いてから、それから残業を続行するか、ここで仕事を止めるかって考える。
で、仕事が間に合っていないと判断したら残業続行だ。
そこからが本当の残業ということで毎日が22時、23時、24時までの残業となっていた。
酷い日は、26時までいくときもあった。
現場作業での肉体労働でこの時間は堪えますよ。
で、こんな生活を続けてると本当に何も考えられなくなって、はっきり言って、起床、仕事、残業、帰宅、飯、風呂、寝る、というその生活サイクルが延々と4か月ほどが続く。
土曜日出勤は当たり前で、日曜日はほとんど寝てるだけという感じだった。
そういえば、日曜日出勤も何度かあった。
まさに地獄・過酷で、精神力・体力・思考能力も奪われるという、そんな生活を4か月続けていく。
体が蝕まれた結果、いろんな事故が起こるもんです。
同僚が2ヶ月の間に2回、車での事故を起こした。
2回とも仕事終わりの深夜に 信号待ちの車に追突するという事故だった。
で、2回とも寝てたんじゃないかという話なんだけど、それほど体力・気力を奪われてしまう。
幸い、相手方も本人も怪我がなくて良かったんだけれど、修理費や保険料が高く付いたと思う。
実際アニキも車での通勤なんだけど、朝信号待ちで何度も寝そうになるという。
実際、10秒くらい寝てます。
「ヤベッ、結構寝てたか?」と運転席でハッと起きるんだが、ほんと一瞬熟睡してます。
感覚では3分くらい寝てたように感じるが、カーテレビからの朝の番組の進行状況から推測するに、本当に数秒間だと思う。
さらには労災事故も2件起こっている。こちらは別の人物が短期間に2件起こしているのだ。
事故の内容は割愛させていただくが、やはり過労が起因しているんじゃないかと思う。
アニキは、この会社の将来に良い展望が見えなかったので1年足らずで辞めさせていただいた。
残っている従業員は、今も地獄の日々を送っているに違いない。
仕事選びには、長時間労働の会社は絶対に長続きしないから止めた方がいい。
皆さんは、良い転職をしていただきたいものだ。