肉体労働系アニキです。
アニキは2019年1月現在、契約社員で工場作業員です。
今の会社の社歴は、1年4ヵ月です。
過去にエアコン施工会社に20年以上勤めていまして、その会社の工場作業・建築現場・建設現場に携わった経験と、自動車関連会社の経験から、「肉体労働」に関して述べたいと思います。
肉体労働者のイメージ
アニキの思うイメージですが、例えばコンビニの前でタバコを吸っている2人の男性がいます。
1人はスーツの中年男性で携帯で取引先と電話しているようです。
もう1人は汚れた作業服でタバコを吸っている中年男性です。
よく見かける光景ですが、イメージ的に
スーツ男性は高年収で
作業服男性は低年収な感じがします。
あくまでもアニキが思う一般的なイメージです。
さて本当にそうでしょうか?
建設業界や製造業を経験してきたアニキはそうは思いません。
資格が豊富な建設業界・モノづくり業界
建設業界に携わってきたアニキの知見では、資格手当はほぼ支給されると考えています。
求人欄や建設業界の取引先・知人から得た情報では、そんな感じです。
よくある資格の例ですが、電気工事士・配管工事施工管理技士・土木施工管理技士などです。
一方、モノづくり業界は微妙な感じはありますが、昇進には役に立つと思います。
中央職業能力開発協会による「技能検定」があります。
1.技能検定の概要
技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。
技能検定は昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、平成29年4月現在111職種について実施されています。技能検定の合格者は平成28年度までに423.9万人を超え、確かな技能の証として各職場において高く評価されています。
アニキは、冷凍空気調和機器施工技能士1級を持っていました。
前職の空調会社では、1ヵ月に3万円の資格手当が付いていました。
凄くないですか?
その資格内容は、配管施工管理技士2級、冷凍空気調和機器施工技能士1級などでした。
建築業界はサービス残業はない?
これもアニキの独断的な知見です。
建設業界でサービス残業ってのは、聞いたことがありません。
(現場仕事後の事務仕事は抜きにして)
作業現場の時間外労働で残業手当が付かなかったら、多分、従業員による暴動が起きると思います。
退職者が続出すると思われます。
キツイ・汚い・危険の3K仕事で何故に無給で働かなあかんの?
そういう会社は経営的にブラックなので、従業員はついてきません。
頭悪そうな現場系のにーちゃんが意外と良い車に乗ってたりする。
アニキは地方住なのですが、その交通環境は車社会です。
肉体労働者=ボロイ軽自動車ってことは必ずしもありません。
結構高額な車に乗っているのを見かけます。
肉体労働者の平均年収・賃金を考察してみよう!!
「日本人の給料大全」という別冊宝島から出ている本を参考にしてみます。
ちなみに、この本税込み745円で、情報量(データ量)が多く、凄く面白いですね。
この本を元にまとめた記事は「職種別 年収ランキング」になります。
参考書籍 日本人の給料大全 生活用品をつくる 平均年収 355万円 製紙工 440万円 オフセット印 …
この記事を元に、肉体労働の代表格の建築・建設系と工場系の平均年収・平均月収をみてみましょう。
建設系
建設・不動産の平均年収は443万円です。
配管工の平均年収は、400万円です。(平均月収 33万円 ボーナス込み)
アニキが以前勤めていた空調会社(配管工)での過去最高年収は480万円だったと記憶しています。
工場系
モノづくりの平均年収は、444万円です。
アニキの現在の仕事は旋盤工です。
旋盤工の平均年収 410万円 (平均月収 34万円 ボーナス込み)
まとめ
肉体労働系の職種は全然底辺所得者ではありません。
労働単価が高い日本の都市部でも、年収300万円の方がごろごろ居ると聞きます。
むしろ、確実なスキルを備えている職人系の人達の方が、年収400万円~500万円くらい稼いでいますね。
結論としては、全然底辺ではないと思います。