月収13万円の女性社員を、別に可哀想とは思わない理由【肉体労働】





肉体労働系アニキです。

先日、近所の後輩Mさんと話す機会があり、考えさせられることがありました。

それは、Mさんの前職の部署の若い女性社員の月給(基本給)が13万円だったという話で、

「なんてブラックな会社なんだ」ということになりました。

しかし、よくよく聞いてみると、その女性社員の業務内容に納得できる感じでした。


【業務内容】

事務職

1.エアコンの効いた事務所にて簡単な書類整理。

2.来客応対。

3.電話応対。

土曜日 日曜日 祝日は休み。こんな感じで残業も無し。

これじゃ低賃金のはずですわ。

彼女自身は低い月給に凄く不満をもっているらしいですが、それはお門違いと思いました。



ここで、簡単なお金の計算をしてみたいと思います。

年間休日は125日。240日出勤。

1ヶ月あたり20日出勤。

この場合、

130,000円/20日=6,500円 日給6,500円

6,500円/8時間=812.5円 時給812.5円

平成29年度地域別最低賃金改定状況

最低賃金はクリアしているので、妥当な金額ですね。

この様な簡単な作業で、スキルも資格も要らない部署では低賃金も仕方がないでしょう。

アニキがこの会社の社長でもこの程度の賃金が妥当としますね。

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賃金には「適正価格」があるはずです。

ちなみに、派遣社員で溶接工の賃金は高いです。

ちょっと調べてみましょう。

「派遣社員 溶接工」で検索した時の

検索1位 溶接工の派遣社員求人情報|【タウンワーク】でお仕事探し

時給1,600円以上多数



検索2位 【リクナビ派遣】派遣社員 溶接工の派遣・求人情報

時給2,000円以上多数(高技術・高知識の場合)



溶接業務は、小さな鉄工所から大企業の工場まで幅がありますが、どこの作業場も汚く、ほぼ空調は管理されていなく、危険で、重労働です。

アニキも、空調会社で少しだけ溶接をやったことがありますが、あの作業を一生の生業とはしたくありませんでした。

なぜなら、腰がとてつもなく痛くなるからです。

溶接は、しゃがみ仕事や溶接中は体を硬直させながら行う事が多く、腰に相当の負担が掛かります。

高い賃金を払わないと、誰も働いてくれないと思います。

あくまでもアニキの予想ですが、時給1,200円程度では人は来ないんじゃないかなと思います。



これらのことから、この女性社員は入社面接のときに、賃金と業務内容をよく考査するべきでした。

安い賃金にはそれなりの業務ですし、高い賃金には相応のリスク、またはハイスキルを伴うものです。

この女性の今後の這い上がりは、経理業務部署などの異動で簿記などのスキルを活かした業務で賃金をあげるか、思い切って転職するのもありだと思います。

そもそも簿記を持っているかは分かりませんが、今の業務では一生低賃金のままです。

資格は裏切らないので、将来の為に取っておくのも無駄ではないと思います。

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