肉体労働系アニキです。
以前勤めていた自動車業界M社系の会社なんですけども、タイムカードがありませんでした。
仕事が終わったら出勤簿の出勤データに残業時間を30分刻みで書いていきます。
定時あがりであれば0分で、残業が1時間であれば1と書き、半休であれば半休の欄にチェックを入れる感じでした。
しかし、普通は始業時刻と終業時刻を記入すると思うが、その会社は残業時間を記入する変わった会社でした。
そもそもタイムカードが無いのが許されるのかどうかWEBで調べてみたところ、法律的には違反ではありませんでした。
しかしながら労働基準監督署は、民間企業にタイムカードの導入を非常に強く要求しているようです。
この会社は労働基準法に違反するくらい残業させるのが常態化しているので、タイムカード方式の時間把握だと労働基準監督署にバレルので、出勤簿方式にして捏造していました。
そのためにタイムカードがありませんでした。
入社した時、タイムカードが無いのが「変わった会社だな?」とは思った。
最初の2ヶ月くらいは、残業時間が40時間くらいで、まだ体力的にも精神力的にも仕事が続けられる感じでしたが、いよいよ忙しくなってきた時に80時間、100時間、終には、1ヶ月間に144時間という残業になっていた。
その時期にそこの社員さんから聞いた話なんだが、「労働基準監督署から2回ほど警告を受けている」と。
で、噂だったんだけど、もう一回警告を受けると、いわゆる営業停止になると聞いた。実際幹部の口からも聞いていたので、これは本当の話だと思いましたね。
仕事が止まるっていうのは、注文が入っているのに納期に出荷できない。
その場合は違約金を払わなければならないとかいう、そういう事態になってくるので、会社としては致命的なことが起こるんですね。
いよいよ労働基準法に引っかかるくらいの残業(80時間くらい)になってきて出勤簿に書けなくなってくると別の帳簿に80時間以上分の残業時間を付けていくんです。
会社は残業代を払わないってことはないんです。残業代はちゃんと払うんですけれども別帳簿にオーバーした分の残業時間をストックさせる。
私は派遣社員だったので派遣会社から全額支払ってもらえたんですが、正社員の方とかは、すぐに全額の残業代を支払ってもらえない。
そして、だんだんとストックされた残業時間が溜まっていく。
溜まっていった残業時間が繁忙期が過ぎてからの支払いになるんですね。
例えば向こう3ヶ月間忙しかった場合には、溜まりに溜まったその残業代が、いわゆる4ヵ月後から何ヶ月間に渡って支払われる、そんなスタイルでした。
私は派遣社員だったので、その月その月でちゃんと全額支払われていましたけど・・・
閑散期になった時に、定時で仕事が終わっても帳簿には残業4時間を付けるみたいにして、その日毎に残業時間をプラスさせていました。
その月の残業が実際には40時間でもストックされた残業時間を上乗せしてトータル残業80時間にしていました。
ちなみにその労働基準局の関係の法律の話なんですけど、査察は入らない限りバレないのか?そこらへん分からないんですが、うまく誤魔化してたみたいですね。
何人も過労気味で、もちろん私もですが、体壊しかかっている感じの業務形態だったので、あの会社、労働基準監督署にチクれば、ハッキリ言って営業停止です。
Underneath the cliff is the blue dream of the sea, the cliff is a inexperienced pastoral scenery, so the great thing about concern is exclusive to the Blue Dream Island.